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SOLD【シルバープレート/オールドシェフィールド】c.1840 ティーポット
58,000円
SOLD【シルバープレート/オールドシェフィールド】c.1840 ティーポット
58,000円
素敵なティーポットのご紹介です。

こちらはシルバープレート、古いオールドシェフィールド製法で作られたお品です。(古いお品によく見られるおゆにメーカーズマークはありませんが、製法から電気メッキ製法が出て来る前のお品であるとわかります。オールドシェフィールドは純銀の板を使用する代わりに銅板を銀で挟み伸ばして板にし、純銀のティーポットと同じ方法で形を作る製法で、鋳造などで作った本体に電気でメッキをかける製法とは違い手間もかかっており輝きも純銀のお品と近い為英国では純銀製品とシルバープレート品の間のようなちょっと特別な位置づけになります)

デザインは1840年代頃に流行した、ウィリアム4世デザインの典型的なものです。

摘みのお花や猫脚などもチャーミングですが、ボディ両面に施されたフラットチェイシング技法※による装飾もとっても素敵です。(ティーポット内部から見るとその仕事の繊細さがわかります)

裏面、右手に持った時に手前でなく反対側に来る方にはCMBのモノグラムが花文字で入っており、もう片面には薄れていますが、鹿のような動物が木の前で佇んでいる少し珍しいクレスト(家紋)が入っています。 きっと由緒あるお家から出て来たお品なのでしょうね。

この時期のティーポットはデザインが素敵なだけでなく、総じて作りがとてもしっかりしているのが魅力で、テーブル上で格別な存在感を放ってくれます。

英国の腕の良いシルバースミスにハンドルをはじめ全体の調整をしていただきましたので、安心の使用感もきっとご満足いただけると思います。

形状的に写真撮影がとても難しく、画像ではティーポットの良さを伝えきれていない気がしますが、実物はクオリティ感が感じられる素晴らしいお品でお勧めの一品。

是非アフタヌーンティーのティーポットとして、コレクションに加えていただきたい逸品です。

※ハンドルに画像のような、銅板表面の銀が筋状に剥がれた部分がありますので、価格に反映させていただいています。

サイズ◆975g 口先からハンドル端までの長さ28.5cm ボディ最大幅17.5cm 高さ15cm 口径8.7cm
コンディション◆ほぼエクセレント 画像にあるようにハンドルの一部高くなっている所に筋状の剥がれがありますがそれ以外はボディにも凹みや擦れなどほぼ全くといっていい程見当たらないとても良い状態です。
職人による調整済みですので、ハンドルもしっかりしており、すぐにお使いいただけます。