素敵なコーヒーポットのご紹介です。

こちらのお品は英国スターリングシルバー（純銀　銀含有率92.5%）のお品で、ポットの部分には英国スターリングシルバーである事を示す歩くライオンのライオンパッサントのマーク、ロンドンのアセイマークの豹の頭、そして1840年のデートレターのEが刻印されています。

メーカーはバーナードファミリーの、Edward, Edward Jnr, John and W. Barnard。

1700年代後半に作られたコーヒーポットの英国らしく格調高いシェイプを引き継ぎ、そのままぎゅっと小さくしたようなサイズ感。

装飾は1700年代後半のジョージアン期のものよりもやはりヴィクトリア時代初期の装飾技法の特徴が加わってより華やかさ、愛らしさが増しているかも、と思います。

沢山のロココ調のモチーフや花々がバランス良く配置され、華やかだけれど決してくどくない絶妙な雰囲気の装飾はさすがはバーナード。

ライオンのクレスト（家紋）も上品で格調高く、素敵です。

華やかさと可憐さがぎゅっと凝縮したようなとても素敵なポット。　お一人様でも、ファミリーのブレイクにもぴったりのサイズ感でご活用していただけること間違いなしのお品だと思います。

サイズ◆395g　容量600ml程度　　高さ22.8cm　ハンドルから口先の長さ16.8cm　
コンディション◆エクセレント　ロンドンの職人さんによりお磨き&チェックをしてもらい、とても綺麗な状態です。　装飾も薄れなくとても綺麗に残っています。
ハンドルの一番高くなっている部分などわずかに色の擦れがありますがアンティークっぽい良い雰囲気を醸し出していると思います。（これは、ダメージというほどのものでなく、ハンドルはいつでも再度着色可能です）　

1700年代後半のお品などには装飾も後から装飾されたものも多いですが、1840年というデートレターから考えると、ジョージアンのスタイルで後から作られたもので、装飾も後装飾でなく製作当時のオリジナルのものだと思います。

水切れとても良いです。