フランスアンティーク銀器、素敵なチョコレートポットのご紹介です。

こちらのチョコレートポットは純銀製で、フランス銀950（95%）である事を示すファーストミネルヴァの刻印と、ひし形のメーカーズマーク（ひし形のマークはフランス製銀器の特徴の一つ）が刻印されています。　　メーカーズマークは内部の文字が複雑で解読出来ない為製造したメーカーは現時点で不詳です。

底部分に有名メーカー　L.Lapar（Leon Lapar）の刻印があります。（Lapar自身も銀器を作成していたメーカーなのですがこのお品の場合は他で作成されてLaparが小売店として販売したものなのだろうと思います。）　Laparno活動年代から推測すると、このポットが制作・販売されていたのは大体1800年代終わり頃のお品と考えてまず大きく時代は外れないと思います。

蓋の摘みが開き、そこにチョコレートを攪拌するかき混ぜ棒を差し込んで使用する、いかにもアンティークらしい仕組みがとっても魅力的なポットです。

立体的に打ち出された薔薇ガーランドーや彫刻的なリボンの装飾が可憐でとてもロマンティックな雰囲気ですね。

チョコレートポットとしてだけでなく、コーヒーポットやホットウォーターポットとしてもお使いいただけます。

サイズ◆380g ボディ幅＋ハンドル先端までの長さ18cm ボディ底幅7.8cm 高さ18cm 口径6.7cm
コンディション◆ほぼエクセレント　底面の周辺ゴールドウォッシュが擦れて薄れがあります。ポット全体的には良く残っていると思いますが、きらびやかな感じ（ポット蓋内側のような）ではなく全体に落ち着いたアンティーク的風合いです。アンティークとして申し分のない良い状態と言えると思います。古いお品で、美観を損ねないような微細なスクラッチやピンでつついたような傷はダメージとして記載していませんのでご了承お願いたします。　※ハンドル先端の近くにわずかにウッドハンドルのチップがあります。こちらこれから職人さんに直していただいてからの発送になりますのであらかじめご了承いただけますと幸いです。