美しいクラレットジャグのご紹介です。

こちらのお品は英国製のお品で、上蓋の内側には英国の老舗メーカーGarrard&Coのメーカーズマークが刻印されています。

流石はクオリティ高い銀器の製作で知られるGarrard&Coのお品、単品でどこに置いてもとても存在感がある美しい風格のあるクラレットジャグです。

Garrard&Coは1722年に創設者のGeorge Wicksがイギリスの金細工商同業組合に加盟した所から歴史が始まり、Robert Garrardの時代を経て、1843年にはヴィクトリア女王からクラウンジュエラーに認定されています。1950年にはGoldsmiths&Silversmiths Companyを併合し、1990年にはAspreyを併合し、2002年からはGarrard&Coになりました。

Garrard & Co という名前は1843 and Garrard & Co Ltd iは1909から、1954年に、クオリティ高い銀器の製作で定評のあったGoldsmiths&Silversmiths Companyと併合してから、Goldsmiths&Silversmiths Companyがそれまで使っていた”Regent Plate”の併記をしています。

よってこのジャグはこのGarrard&Co Regent Regent Plateの表記から、1950年頃に作られたと見られ、まだ製造から100年のアンティークには届かないヴィンテージのお品であると思われます。

少し時代が若くても、これから時代を経てアンティークになっていくにふさわしい逸品

古い時代から続く老舗メーカーであり王室クラウンジュエラーのGarrardのお品とあり、一つ一つのリーフの装飾が丁寧で躍動感があり、生命力を感じられるような素晴らしい作りの逸品です。　見る限りではアンティークそのもの、最近に作られたシルバープレートというものは妙にChunkyだったり細部の作りが粗かったりする事もありますがこちらは細部までこだわりが感じられどの角度から見ても隙のない見事に美しく、今はアンティークというには少し時代が若くても、これから時代を経てアンティークになっていくにふさわしい逸品だと思います。

サイズ的にも大きすぎず、手にした感じも重すぎず、実用するにも使いやすそうです。

サイズ◆1603g 高さ27.5cm グラス部分の幅約14cm 口径1.5cm
コンディション◆ほぼエクセレント 注ぎ口周りに少しシルバープレート（金メッキ）の退色があります。その部分以外は金鍍金の色合いも状態も素晴らしく、アンティークとして最高レベルに美しい状態を保っていると思います。