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英国アンティーク銀器【オールドシェフィールドプレート】お花摘みのティーポット
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英国アンティーク銀器【オールドシェフィールドプレート】お花摘みのティーポット
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素敵なティーポットのご紹介です。

こちらのお品はオールドシェフィールドの製法で作られたティーポットで、裏面の手形のマーク(オールドシェフィールドプレートの特徴的マークの一つ)から
1848年のPedley Perkin&Co
1830年のJohn Watson&sons
どちらかのメーカーによるお品であろうという事がわかります。
(Dealer's guides EPNS Electroplated Nickel Silver Old Silver Plate and Close Plate Maker's Markの本146ページ参照。二つのメーカーのマークが酷似しているのでどちらのマークかは断言が出来ませんが、デザインから見る制作年代は恐らく後者の1830年以降のお品という事になるのではないかと思います。)

大体1840年前後に作られたお品と推測します。

小さめサイズにお花の摘みでとても愛らしい雰囲気の素敵なティーポットです。
ハンドルもしっかりとしていて、ホールド感が良く使いやすそうです。
製造されてもう160年以上経っていますが内部の状態が驚くほど綺麗で、実際にご使用いただけます。

純銀の粒子を電気で地金にくっつける電気メッキ製法でなく、実際の銀と銅を貼り合わせて伸ばしてから作り上げられるオールドシェフィールドのお品だけあり、まるで純銀のお品のような深みのある色合いと古いお品ならではの落ち着いた佇まいが魅力的です。

所々一番高くなっている部分に銀のスレがありますが、地金の銅のピンクゴールドが見えて温かみを添えており、それも又素敵ですし、オールドシェフィールドならではの特徴としてイギリスでは大切に思われているせ(こちらについてはもし気になられるようでしたら刺しメッキなどで目立たなくすることも可能ですが、英国のコレクターの間ではこの地金のピンクゴールドの露出はオールドシェフィールドの特徴なので好まれています)

地金が後年のEPNS(電気メッキ)などと違って、銅版に銀を貼り付けて伸ばし、そこから形作る製法によりオールドシェフィールドの銀器は作られました。

その頃のシルバープレートはスターリングシルバーのお品のデザインの流行と共に作られたので、デザインからも製造年代が分かり、またその作りの良さから英国のコレクターにも人気があります。

外側の状態を見ると磨きによる角の銀のすり減りが若干ありますが美しさは保たれており、内部も特別きれいで、恐ら未使用か、それに近い状態で保管されていたのではないかと思います。

是非コレクションに加えて頂きたい逸品です。

サイズ◆726g 口先からハンドル端までの長さ27.5cm ボディ幅・奥行き17cm 高さ15.8cm
コンディション◆とても良い ハンドルや足のぐらつきなく、内部も綺麗で気持ちよくご使用いただけます。
シルバープレートの全体の状態は輝きも良く綺麗ですが、ボディの縦溝模様の所がすり減って地金の銅の色合いが露出している部分があります(この製法のシルバープレートの特徴になります。)



44000