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英国アンティーク銀器【シルバープレート(オールドシェフィールドプレート)】c.〜1840(ジョージアン期) 特大サルヴァ 42cm 2430g
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英国アンティーク銀器【シルバープレート(オールドシェフィールドプレート)】c.〜1840(ジョージアン期) 特大サルヴァ 42cm 2430g
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※重量が2kgを超えますので、国際宅急便での発送になります。

美しいサルヴァのご紹介です。

こちらのお品は英国アンティーク銀器オールドシェフィールドプレート製のお品になります。
オールドシェフィールドプレートは1840年に電気メッキ製法が出てくる前のシルバープレートの製法になりますので、こちらのお品も1840年までに作られたお品と言えます。
(スタイルからは1820-30年代位のお品ではないかと推測しますがもっと古い可能性もありますが、細かい時代の特定は出来ません)

圧倒的な存在感、圧倒的な美しさのオールドシェフィールドのサルヴァ レアな42cmサイズ

マーケットに良く出てくる中型サイズは小サイズの他は28cm〜32cm位が多い中、幅42cmと見た目も重量も醸し出す存在感も圧倒的なサルヴァです。

フルサイズ(1L〜容量のポット)のティーセットを乗せた時に、空きスペースとリムの幅のバランスが良く、テーブル上でとても映えます。

重量も2,4kg超えと、中型サルヴァの3-5倍程度の重さがあり厚みがかなりあり、ティーセット他色々乗せてもびくともしない頑丈さがあります。(サルヴァは、サイズだけを大きくすれば良いものではなく、サイズが大きくなればなる程厚みや足の強度もしっかりしていないと重いものを乗せた時に中心が凹んで来たり足が開いて来たりしてしまう事があります)

オールドシェフィールドプレート
1840年にElkington&Coによって電気メッキ製法のシルバープレートが発明されるまでに作られたシルバープレートをオールドシェフィールドと呼びます
銀器の形を形作ってからその後に溶液につけて銀をメッキする電気メッキ製法に対し、オールドシェフィールドプレートは銅の塊に銀を乗せ、プレス機でシート状に伸ばしてから銀器を機械+手作業で形作って行くという製法で作られています。
オールドシェフィールドプレートの地金の銅は、スターリングシルバーという合金を作る時にも配合されており銀を固くし輝きを良くするので、オールドシェフィールドプレートのお品はこころなしか、純銀のお品ととても良く似た深い輝きがあるお品が多いと思います。(もちろん、ニッケルシルバーに銀をメッキしたシルバープレート品でもクオリティの良い良いお品は沢山あります)

オールドシェフィールドの製法の特徴的な部分は、サルヴァの縁取り部分が別に作られて貼り付けられている所です。
これは裏側から見ると、端の方に接着ののりしろのような部分が確認出来ます。
また、サルヴァ中心部に円盤のような銀のプレートが入れ込んであり、光にかざすと透けて見えます。
これはこの部分に家紋を入れたりする場合に下の銅に彫りが伝わらないようにそこだけ二重に厚くしてあるのです。
装飾も、見た目的には良く似通っているエングレービング(彫り)ではなく、のみで打ち込んで模様を作って行く”フラットチェイシング”という技法で装飾されています。
これにより、表面の銀を取り去る事なく、彫りを入れたような模様を入れる事が出来ます。(模様が裏面にも及ぶのが特徴です)(以下画像でご確認下さい)

このクオリティの素晴らしさ、是非手に取って眺めていただきたい、英国銀器の逸品です。

サイズ◆2,430kg 幅42cm(内平らな部分32.5cm) 高さ4.3cm
コンディション◆ほぼエクセレント シルバープレートの輝きも素晴らしく、アンティークとして申し分の内美しいお品です。 一箇所表面、中心の空欄部分から外側に3cm程の薄いスクラッチがありますが模様に隠れて殆ど目立ちません。



108000