美しいティーセットのご紹介です。

こちらのお品は英国アンティーク銀器　ヴィクトリア時代のお品で、ティーポット・シュガーボウル・ミルクジャグそれぞれの底面にはスターリングシルバー（92.5%の銀含有率）を示す歩くライオンパッサントのマーク、ロンドンのアセイマークのレオパード、と1849年のデートレターのO、そしてヴィクトリア女王の横顔のデューティーマークが刻印されています。

メーカーは1834年から1854年まで活動していた、Joseph&Albert Savoryというメーカーです。

均整の取れたシェイプに立体装飾が美しいティーセットです。

1849年製とこのデザインの中では古い方ですが、1850-60年代頃に大手の名のしれた銀器メーカーの元で作られていたルイスタイルティーポットとはまた少し違った、豪華な中に可愛らしさがあるような、とても良い味わいがあると思います。

ルイスタイルティーセットの特徴の一つでもある鳥のフィニアル（お花だったりする場合もありますが鳥が多いです）も翼がくるんとしていてチャーミングですね。（しっかりと、鳥がとまっている葉っぱ部分にもしっかりとホールマーク一式が刻印されています）

状態は全体にかなり良好ですが、ティーポットの片面の装飾のない部分に一本髪の毛のような細さの傷があります。全体から見ると目立たないと思います。

銀の重量だけでも1500g以上あり、たっぷりとしたとても良いお品です。
重量は結構ありますが、ハンドルの親指をかける部分もしっかりしていますので安心してお使いいただけます。

美しい英国アンティーク銀器のティーセット、是非コレクションに加えていただきたい逸品です。

サイズ◆ティーポット　821g　口先からハンドル端まで25.8cm　ボディ幅16cm程度　ポットの口径　7.2cm　高さ18.5cm
シュガーボウル422g　ハンドル端から端まで21.5cm　口径10.2cm　ボディ幅15.5cm
高さ14.2cm　
クリームジャグ262g　口先からハンドル端まで16.4cm　口径7.4cm　ボディ幅12.5cm　高さ11.3cm
コンディション◆ほぼエクセレント　ティーポット片面のスクロールで囲まれた部分、一本ヘアラインのようなスクラッチがあります。シュガーボウルの片面装飾のない部分にピンでつついたようなごく小さな凹みが一点あります。全体にはとても綺麗なお品でご使用に影響するようなダメージはありません。※製造後200年近く経過したお品です。ごく小さなあたりや傷など見落としがある事があります。
※銀器の良い所の一つには素晴らしい職人さんの腕にかかると綺麗に修復が出来るという事だと思います。
お使いいただくうちに調整が必要になった時は是非お気軽にご相談下さい。